虹の橋を渡ってみる
夕方近くなって、散歩に出かけて虹を見る。 いくつになっても、こういう自然現象にわくわくするもんだ。 反対から歩いてくる人に「虹ですよ!虹!」と、片っ端から声をかけたくなるのを抑えて、わざとらしく立ち止まって、スマホで写真
玉島さんぽ
友人と一緒にぷらぷら玉島を散策して歩いた。 15年飼ったワンちゃんが逝ってしまって、ペットロスだったらしい。図書館前の木陰でおにぎりを食べて、ドラム缶橋を渡り、レトロな通町商店街を抜けて、西爽亭へ。そこからさらに円通寺に
時空散歩
初めて入った場所なのに、キオクが戻ってくるような感覚。 異次元の世界にうっかりはまってしまったような、不思議な感覚を味わった後、 リアルな路地を通り抜け、現実の世界に戻る。 いや、もしかしたら、ここもリアルではないのかも
自転車びより
図書館までの道を久しぶりに自転車で走る。風がなく、暑くも寒くもなく、なかなか気持ちいい。しかも、移動のためのエネルギーが自分の皮下脂肪だなんてね。 いいわ、自転車。
贅沢ではない
不定期で開かれるお花教室に通っている。これが今月の私の作品。・・・と言いたいところだけれど、先生の多大なるお力添えによって、今回もこのように見事に完成した。この花たちは2週間もしたら、いや、花によっては1週間もしないうち
大人の一日遠足
思い立って友人と尾道。 坂と階段でできた路地をひたすら歩く。荷物になるので大人の一日遠足には、お弁当もおやつも持って行かない。ずっと縮こまって暮らしていたせいか、ぶらりぶらり歩くだけでも楽しかった。
雨の日は写真集
天気予報通り、雨。 こういう日は晴耕雨読。 晴れだとついあれこれやってしまうので、雨の日はありがたい。 ひさしぶりに図書館に行って、写真集ばかりを借りてきた。 吸い込むように、飲み干すように 目から皮膚から取り込もう。
夏のおわりに。
夏の終わりに ほんの2週間ほど前なら、ここにも人がたくさんいたはず。 夏休みも終わり、9月が半分過ぎた頃、友人とこの海岸近くのカフェに行った。が、あいにくの定休日。せっかく来たので、海岸に降りてみた。海なんて、何十年ぶり
ひさびさ登場
実家の母が「膝が痛い・・・」というので、イタグレ・カコちゃんを1週間ほど預かった。あいかわらず実家では、あちこちに粗相をするらしい。母の膝が痛いのは、その片付けのため前かがみになることが原因らしい。去年の夏に人工関節を入
やっと見つけた!
子どもの頃、繰り返し読んでいた本を長年探している。 その本は誰かからのお下がりで、確かうちに来た時には、すでに使用感満載の状態だった。 「やや小さめの、赤いハードカバーの本」 「短い世界のお話を何編も収録してある」 はっ
こっち系です。
スタイリッシュな文房具、作家さんが作る優しいフォルムのうつわ。 シンプルで何にでも合うモノに出会うと、手に取らずにはいられない。 でも。 こんな妙なものに出くわすと、逃れられなくなってしまうのだ。 たぶん、私のキホンはこ
ももぐみのキオク
今春から一緒にひとてま舎をやっている、りのさんの案内で玉島の円通寺に行く。 円通寺に来るのは〇十年ぶり。ここは幼稚園の時、生まれて初めてのバス遠足で訪れた地なのだ。 ぜんぜん覚えてなかった・・・
産直夏野菜
今年はありがたいことに、ご近所から野菜をいただくことが多い。 春のタケノコに始まり、にんじん、玉ねぎ、じゃが芋・・・近頃は夏らしくキュウリ、トマト、ゴーヤetc・・・ 朝、玄関の扉を開けると右側の木製の箱の中に、ピーマン
本物もフェイクも
空が暗くなってひんやりした風が吹いてくる。 風の中に雨のにおいが混ざっているから「今日こそ来るぞ!」と期待して待つけれど いつまでたっても降らない。 なぜかここはそういうところだ。 あ~がっかり・・・ 子どもの頃、家の近
夕暮れさんぽ
ウォーキングとして歩ける時間は、早朝をのぞけば夕方7時前くらいから40~50分くらい。それより前は、帽子や日傘が欲しいほど日差しが残っているのだ。風はなく、アスファルトから登ってくる熱気は、辺りが暗くなりかかっても衰えな
うちのトマトは
梅雨の時期を楽しむ間もなく、終わってしまった。たった14日間。「観測を始めてもっとも短い」らしい。 そして、これはうちのトマト。まる一日経つと、わかりやすく水が欲しいと訴えてくる。「もうだめ。枯れる・・・枯れる~」と、息
降っていいと思うよ
梅雨入りして以降、ちゃんとした雨って降ったっけ・・・ 洗濯ものが乾かないだの、布団が干せないだの、文句は言わないので、そろそろ「さらさら」「しとしと」という穏やかな雨音が聴きたい。朝夕くらいは、肌寒いようなひんやりとした
味覚障害
「味覚がおかしいんです」今どき面と向かってこういうと大抵、一瞬の間が空く。 先週の日曜の午後、ぼたもちを食べている最中にそれは起こった。買ってきたぼたもちのひと口目は、いつもどおりそれはそれはおいしくて「もう一パック買っ