それぞれの還暦私は店主 / By hitotema / 2024年8月23日 一年近く開けてしまった。このブログの仕組みをすっかり忘れてしまったので、思い出しながらリハビリのつもりで書いてます。先週末、中学校の同窓会があった。「還暦同窓会」実はあまり思い出せないまま参加したので、みんなのように盛り上がらなかった。にぎやかな輪から外れたところで、クラゲのように漂いながら過ごす。同じクラスだった男の子(いや、もうオッサンか)に「けっこうやんちゃだったイメージがあるよ」と言われて「誰かと間違ってない???」と思ったが、それも定かではないので「ふ~ん」と受け流した。友人が送ってくれたクラス写真の私は、ふっといおさげ髪だった。前髪もセンターで分けて、それも一緒に編んでいたので、おでこが丸出しだった。「あれで、やんちゃができるか・・・」と思ったが、いうと大人げない気がして黙っていた。「そういえば会の最初に黙とうしたのは、誰のため?」と聞いてみた。何人かの名前の中に、懐かしい友人の名前があった。ほんの数年前のことらしい。ふいに彼女の元気な声が聞こえてきた。美人で頭がよくて、スポーツができて・・・面白い子だった。「同窓会に来たくても来れなかったヤツ、16、7人おるよ」そか・・・。私はもう一度クラゲになって、静かなテーブルでビールを開けた。