自分の胸にぽっかりあいた穴をおそるおそるのぞき込んでみたら、暗いと思っていたその穴はいつの間にか突き抜けていて向こうに小さな、小さな光が見えたのです。「なーんだ、そうか」と訳もなく大丈夫だなという気持ちがしました。
丸いのですが「むっちり」という表現がぴったりくる気がするのは、穴の開いた部分のくぼみ方のせいでしょうか?
こちら側は大きな入り口で穴が開いていますが、裏側の穴は小さくなっています。でも、裏まで穴が貫通しているのは間違いなく、思わずのぞいてみたくなるのです。
真ん中に大きな「穴」を持つ三つ足の一輪挿し(陶器)。穴は裏側まで突き抜けていますが、水は入れられますので、生花もいれることができます。(裏側は表より小さい穴になっています)光沢はありません。
<まるい花器(小)>品番:SS-005高さ:約14cm4400円作:芝 眞路
陶器は割れ物です。必ず安定したところでお使いいただき、ひびが入ったり、割れたのものはご使用を中止してください。