すみれのブローチ
すみれのブローチ アスファルトのひび割れにも咲くのです。 誰が見ようと見まいと ひっそりと、ではなく、ただ沈黙して。 可憐に、でもなく、ただ立ちつくして。 季節が来れば、ただ咲いています。 真鍮製のすみれのブローチで …
すみれのブローチ アスファルトのひび割れにも咲くのです。 誰が見ようと見まいと ひっそりと、ではなく、ただ沈黙して。 可憐に、でもなく、ただ立ちつくして。 季節が来れば、ただ咲いています。 真鍮製のすみれのブローチで …
ひとてま舎の相方・りのさんが玉島で「26號読書室」を開きました。 「読書室」の名の通り、本を読むスペースなのですが 読むだけじゃなく古本が買えたりもします。 格子戸の向こうに坪庭が見えて、これがなかなか心地いい。 風鈴の …
真鍮と天然石のイヤリング ゴロンとあおむけに寝転ぶと自分から自分が、蒸発していくよう。刷毛で引かれたような薄雲が、上空でみるみる姿を変える。なにもかも宙に放たれて、自分もあおいろだけになる。目の端をトンボがすばやく飛び去 …